「今週のコナン、なんだか様子がおかしい…」
そう感じたら、それはきっと“浦沢脚本”です。
浦沢脚本とは、放送作家であり脚本家の浦沢義雄さんが手がけたエピソードのこと。常識では計り知れないカオスな展開が特徴で、年に数回、視聴者を驚かせる回が放送されます。
この記事では、浦沢義雄さんが脚本を担当したエピソードを厳選し、その魅力をサクッとご紹介。気軽に読める内容にまとめていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
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目次
浦沢義雄とは?作風も紹介
浦沢義雄さんは、放送作家兼脚本家として活躍し、『ボボボーボ・ボーボボ』や『忍たま乱太郎』など数々の作品を手がけてきました。
不条理ギャグやシュールなコメディを得意とし、その才能は『名探偵コナン』の脚本でも存分に発揮されています。
さらに、歌うシーンやミュージカル風の描写が多いのも浦沢脚本ならではの特徴です!
今週のコナンやばいと感じたら浦沢脚本!浦沢義雄が脚本を務めたカオス回をまとめてみた。
943話「東京婆ールズコレクション」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
東京ガールズコレクションならぬ東京婆ールズコレクションの認知度を上げるために奮闘するお婆ちゃんたちのお話。
ネットでは伝説のキャベツ回として話題になりました。
登場人物が全員頭おかしいのに冷静に推理しようとするコナンを見ると笑いがこみあげていきますw
955話「昆虫人間の秘密」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
昆虫人間牧場を作りたい村長のお話。
そもそも昆虫人間牧場って何だよ...というツッコミはさておき、この回が恐ろしいのは村長がなぜ昆虫人間牧場を作りたいのか?が最後までわからないことです。
村人が昆虫の恰好しても村おこしにはならないし...
これは考えるだけ時間の無駄ですね。
976話「追跡!探偵タクシー」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
ミュージカル風な犯人が登場するいかにも浦沢脚本らしい回。
アルマジロ探しから始まった回でしたが、話が脱線しまくりカオスな状況に。
最後にとって付けたように出てきたアルマジロには思わず笑ってしまいましたね。
997話「スマイルの里の陰謀」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
推理なしのギャグ回。
超高級リゾート老人ホーム「スマイルの里」を営むオーナー夫妻と出てくるおばあちゃん達のキャラが強すぎましたね...
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
オーナー夫人「私は心を万葉集にして十二単を着るの。」
私「??????」
上記の意味不明なシーンに対して「そもそも万葉集の時代に十二単はない」と冷静なコメントをしている人がいて、死ぬほど笑いましたw
1010話「笑顔を消したアイドル」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
アイドルに投げつけられる無数のたわし。
勤務中にもかかわらず酒を飲みだす警察官。
他にもツッコミどころが満載で、コナンの醍醐味である推理パートが全く頭に入ってこない回でした。(そもそも推理らしい推理をしていない)
1028話「ケーキを愛する女のバラード」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
自分が勤めている会社の社長をあんこで窒息させ殺害した美人秘書のお話。
殺害方法だけでなく、犯行動機も洋菓子店なのに和菓子を取り入れようとしたとのとこで結構意味不明です。
浦沢脚本はもうやりたい放題ですね!
1057話「わるいやつら」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
コナン君のムササビジャンプが話題になった回です。
過去の浦沢脚本に見られた歌うシーンやミュージカル風の描写はなかったものの、謎の追いかけっこや犯人の頭のおかしな行動などは健在でした。
1067話「恋する商店街」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
終盤までストーリーが全く見えてこないカオス回。
ストーリーに関しては過去に放送された浦沢脚本回ほどインパクトがなかったため話題になりませんでしたが、灰原が浦沢回初登場だったということで、そっちが話題の中心に。
1089話「天才レストラン」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
浦沢脚本回屈指の神回。
コナンにお子様ランチを悪く言われたことで大暴走するシェフのお話です。
ツッコミどころが多すぎて、見ていてかなり疲れましたねw
個人的なツボはメニューごとに分かれたレバー式の券売機。
シェフは店がつぶれた理由をコナンのせいにしていましたが、絶対こういった無駄なところにかかっている経費のせいだろと思う次第です。
後、料理中にフライパンで遊んだり、バイオリンを弾いたりするのはやめて頂きたい...
1119話「4人だけの同窓会」
前回よりは少しまともになった浦沢回。
浦沢脚本にしては前半が割とまともだったため、エンドロールを見るまで気づかなかった人も多いのではないでしょうか?
いや、連行されるシーンで気付くか...
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
1126話「逆上せあがった探偵」
急に発狂しだす犯人に浦沢脚本を感じましたね。
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
詳細記事:【名探偵コナン】第1126話「逆上せあがった探偵」:急に発狂しだす犯人に浦沢脚本を感じた。
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【名探偵コナン】第1126話「逆上せあがった探偵」:急に発狂しだす犯人に浦沢脚本を感じた。
まとめ
今回はアニメ『名探偵コナン』で浦沢義雄が脚本を務めた回について記事を書いていきました。
浦沢脚本回一覧
- 943話「東京婆ールズコレクション」
- 955話「昆虫人間の秘密」
- 976話「追跡!探偵タクシー」
- 997話「スマイルの里の陰謀」
- 1010話「笑顔を消したアイドル」
- 1028話「ケーキを愛する女のバラード」
- 1057話「わるいやつら」
- 1067話「恋する商店街」
- 1089話「天才レストラン」
- 1119話「4人だけの同窓会」
- 1126話「逆上せあがった探偵」
「推理パートメインの回も良いけど、たまにはコナンでお腹がよじれるくらい笑いたい」
そんな人はこれを機に浦沢脚本回を振り返ってみてはいかがでしょうか?
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浦沢義雄には大和屋暁(やまとやあかつき)という弟子がおり、大和屋も浦沢同様アニメ『名探偵コナン』の脚本を担当しています。
大和屋脚本回も浦沢脚本回に負けるとも劣らないカオスな回が満載なので、これを機にぜひチェックしてみてください!
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