ドラマ化もされた『テセウスの船』の作者、東元俊哉が手がける最新作『ムシバミヒメ』。先の読めない展開と不穏な空気感が続き、一度読み始めると次のページをめくる手が止まらなくなる作品です。
「物語の流れをもう一度整理したい」「結末までの展開を振り返りたい」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『ムシバミヒメ』の1巻から最終回までのストーリーを丁寧に振り返りながら解説していきます。重要なポイントや物語の流れをわかりやすくまとめているので、内容を思い出したい方や結末が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
『ムシバミヒメ』最終回までのネタバレ
1巻(第1話~第7話)
小説家志望の大学生・田中愛は、募集サイトで知り合った山口美羽とルームシェアをすることに。最初こそ問題なく過ごしていたものの、徐々に美羽の異質さに気づき始める愛。美羽と面識がある人たちも以前の彼女とどこか変わった様子があるといいます。
美羽がいない隙に部屋をのぞいた愛の目に飛び込んできたのは、田中 愛と何度も書かれたノート。どうやら美羽は愛の筆跡を練習しているようです。これを機に愛は美羽に対して恐ろしさを感じるようになりました。
美羽の母親も「別人みたいだった」と言い、愛に「美羽はお腹に手術痕がある」と伝えます。後日、愛は洗面所にスマホを設置し、確認することに。そこに映っていたのは手術痕のない美羽の姿でした。自分が今暮らしている人物は一体誰なのか、愛の中に奇妙な問が浮かび上がります。
2巻(第8話~第16話)
底知れぬ恐怖を感じた愛は、美羽と暮らしていた家を出る決心をします。逃げる愛を追う美羽。愛が「来ないで」と必死に訴えても、美羽は聞き入れず、恐ろしい形相で執拗に後を追いかけてきます。
その最中、大雪による視界不良も重なり、愛は車にはねられてしまいます。幸い命に別状はなく、左足の骨折で済みましたが、この出来事によって愛の美羽に対する恐怖心はさらに強まっていきました。
愛は以前から気になっていた美羽の手術痕について、母親にもう一度確認しようと連絡を取ります。しかし、その時にはすでに母親も美羽の魔の手にかかっていました。
その後、基本情報や手術痕、さらに美羽のノートに描かれていた遺体のスケッチなどを手がかりに、愛はある結論にたどり着きます。ニュースで報道されている身元不明の死体遺棄事件の被害者こそが本物の山口美羽であり、今自分と暮らしている人物は別人ではないかと確信するのです。
美羽になり代わっている可能性のある人物として浮かび上がったのが、かつて美羽とルームメイトだった「林由里子」。愛は由里子の電話番号を入手し、さっそく連絡してみます。「もしかすると美羽が出るかもしれない」と淡い期待を抱いていましたが、電話口から聞こえてきた声は美羽とはまったく別のものでした。
後日、事情を知る想い人の吉田大輔とともに、愛は由里子のもとを訪ねます。そこで見せてもらった過去の写真を見た愛と大輔は、由里子が美羽とはまったくの別人であることに驚きます。さらに由里子の話によると、本物の美羽はかつて同級生からストーキングの被害に遭っていたとのことでした。
愛が少しずつ真実に近づいていく一方で、美羽(偽)は愛に変装して行動を開始。サークルやアルバイト先、さらには出版社での人間関係まで次々と壊していきます。そして次の標的として狙われたのは、なんと大輔でした。
愛が病院に戻っている隙をつき、美羽(偽)は大輔を襲撃。マンションの屋上から突き落とそうとします。愛は必死に屋上へ向かいますが、その努力もむなしく、事態は最悪の方向へと動き出してしまいます。
3巻(第17話~第24話)
大輔殺害の罪を美羽(偽)に着せられてしまった愛。警察は愛を容疑者として捜査を開始しますが、愛と面識のある新人刑事・馬場洋平は、結論を急ぐべきではないと主張します。
愛は助けを求めるため、事情を理解してくれそうな由里子に連絡を取り、合流することに。途中で警察の追跡を受ける場面もありましたが、強引に突破してなんとか振り切ることに成功しました。
その後、愛と由里子は、美羽と面識があるという鈴木春希が勤めるデザイン会社の事務所へ身を寄せます。ひとまず安心かと思われましたが、ニュースで自分が全国指名手配になったことを知り、愕然とします。
一方、美羽(偽)は警察に愛に関する情報提供を行います。しかし事情を聞いた警官は、「身分証の美羽と目の前の人物は別人のようだった」と証言しており、警察内部でも見解が分かれている様子でした。
このまま黙ってやられているわけにはいかない――そう考えた愛は、SNSを使って自分に起こった出来事を詳細に発信。結果として、美羽(偽)に一定の圧力をかけることに成功します。
「待っててね、愛……きっと思い出させるから」美羽(偽)はどうやら愛と過去に面識がある様子。物語はさらに不穏な展開へと進んでいきます。
4巻(第25話~第32話)
「私は出頭します」——そう馬場に告げた愛。しかし、馬場は愛の無実を信じており、2人は改めて直接会う約束をします。
愛は美羽の母親を名乗る人物から連絡を受け、それが美羽(偽)であると確信。馬場と協力して、美羽(偽)をおびき出す作戦を決行します。作戦は成功し、美羽(偽)をおびき出すことに成功しますが、愛は逆に襲われてしまいます。そこへ駆けつけた馬場が愛を助けるものの、美羽(偽)にトンカチで頭を殴られてしまいました。
「洋平君……?」美羽(偽)はそうつぶやきながら涙を流します。どうやら馬場もまた、美羽(偽)と過去に面識がある様子です。
その後、愛と馬場は美羽(偽)の正体を突き止めるため、事件の真相が隠されていると考えられる鵡川町へ向かうことに。まずは山口美羽が通っていたとされる鵡川東浜中学校を訪れます。
そこで教師に見せてもらった卒業アルバムに、1人だけ写真に写っていない生徒がいることに気づいた愛と馬場。2人は違和感を覚え、教師からさらに詳しい話を聞こうとします。
そのとき、職員室のテレビから衝撃的なニュースが流れてきました。由里子が何者かに刺され、死亡したという報道でした。
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