- 『名探偵コナン 緋色の不在証明』が2021年5月11日よりHuluにて先行配信決定!
『緋色の弾丸』は前作から約2年経っての公開だったので、コナンファンの人は期待に胸を躍らせていたんじゃないでしょうか?
かく言う私もHuluで赤井ファミリーが登場する回をすべて復習するくらいには、楽しみにしていました。
だからこそ、少し物足りなさを感じたんですよね。(もちろん、良いところもありました。)
この記事では、そんな『緋色の弾丸』の良かった面・悪かった面を忖度なしで書いていく予定です。
なお、記事の下にはコメント欄があるので、読者さんの感想も教えてただけたら幸いです!
それでは始めていきますね(*´ω`*)
以下、ネタバレを含みますので、ネタバレOKの人のみ読み進めていってください。
目次
『緋色の弾丸』の内容が微妙だと感じた理由
①赤井ファミリーに関するストーリーの進展がない
「赤井ファミリー集結」と言うからには、最低でも秀一・秀吉・真純・メアリーの4人が顔を合わせるのかなと思っていました。
だからこそ、ちょっと肩透かしを食らったというか...
真純とメアリーが赤井秀一の生存を確認するわけでも、まして赤井務武の生死・正体がわかるわけでもない。
赤井ファミリーに関するストーリーの進展を期待していた身としては正直微妙だったと言わざるを得ません。
②推理パートが腑に落ちない
率直な感想を言うと、『緋色の弾丸』は過去作で一番推理パートがひどかったです。
一人目の犯人が出てきた瞬間「あなた誰??モブじゃなかったの?」と思ったのは私だけでしょうか?
コナン君「名前がアナグラムになっているだろ」
いや、(´・ω・`)知らんがな!
最近のコナン映画は、「推理パートはおまけで、アクションやタイアップキャラクターがメイン」みたいなところがあるので、多めに見るとしても、ちょっとひどすぎましたね...
③場面の切り替わりが激しい
記憶が曖昧なので、もしかしたら間違っているかもですが、リニアを止めるシーンとエンジニアの犯人を追跡するシーンが交互になっていましたよね。
赤井ファミリーを最大限活かすという点では、2つのシーンを同時並行するのは得策だったのかもしれません。
ですが、2つのシーンを同時並行することで、断片的にしか内容が残らないというデメリットもあります。
私自身、場面の激しい切り替わりに振り回され、断片的にしか内容を覚えていません。(時間があったら、もう一回見に行くぞ!)
さて、ここまで少し辛口な意見を書きましたが、『緋色の弾丸』には良かったところももちろんあったので、以下でご紹介していきます。
『緋色の弾丸』の見どころ
①コナン×哀ちゃんの相棒関係
『緋色の弾丸』ではいつも以上に哀ちゃんの活躍が目立ちました。
コナンの相棒として、影から献身的にサポートする姿を見ると、応援したくなりますよ、本当。
青山先生、お願いです。どうか哀ちゃんを正ヒロインにしてください!
②赤井秀一・世良真純・羽田秀吉の活躍
- 赤井秀一:ライフルで犯人を行動不能にする
- 世良真純:コナンと一緒にリニアを止める
- 羽田秀吉:詰将棋の要領で犯人を追い詰める
赤井ファミリーがメインの映画だけあって皆さん大活躍でしたね。(メアリー母さんは...)
そして毎回なんだかんだ言って世良さんが一番体張っている気がする。
③園子の人間性
前作『紺青の拳(フィスト)』で前髪を下した姿が「可愛い!」と話題になった園子さん。
今作では、少年探偵団にリニアのチケットを譲ってあげたり、仮面ヤイバーのショーに保護者として同行したりと性格の良さが際立っていました。
次回作について
次回作は2022年のGW公開とのこと。
気になる内容についてですが、警察学校編で間違いないと思います。
松田陣平の声「おい、お前ら!出番だってよ!!」
複数人の声「おう!!」
※上記は緋色の弾丸が終わった後に流れた予告です。
ちなみに原作の警察学校編はすでに完結しています。
映画では原作の内容をそのままやるのか、完全新作でやるのかは定かではありませんが、立ち位置としてはどうしてもスピンオフになってしまうため、そこまで興行収入は伸びないんじゃないかなと。
次回作は名探偵コナンのコアなファン向けの作品になりそうです。
まとめ
今回は緋色の弾丸の感想をネタバレありで書かせていただきました。
正直、ストーリーは微妙でしたが、その分キャラの魅力がひき立っていたので、点数をつけるなら65点といったところでしょうか。
なお、冒頭でもお伝えしましたが、この記事の下には誰でも気軽に書き込めるコメント欄をご用意しています。
ぜひ読者さんの意見もお聞かせいただければ、幸いです(*´ω`*)
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