本記事の要約
- 『ノーゲーム・ノーライフ』の2期が制作されない理由はアニメの終わり方や原作者の体調不良問題にある?
- 円盤の売上や原作のストックなどの観点から『ノーゲーム・ノーライフ』の2期が放送される可能性は高い。(放送される確率は70%)
- 放送時期は見当もつかないが、いつ放送されてもおかしくはない。
今回は『ノーゲーム・ノーライフ』の2期が制作されない理由や2期放送の可能性などについて語っていこうと思います。
そんな人はぜひ読み進めていってください。数分程度でサクッと読めます。
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目次
『ノーゲーム・ノーライフ』2期が制作されない理由を考察
『ノーゲーム・ノーライフ』2期が制作されない理由は以下の2つが考えられます。
1.アニメの終わり方
『ノーゲーム・ノーライフ』のアニメは位階序列1位のオールドデウスが登場して終わっていますが、原作ではその前に海棲種(セーレーン)戦が描かれています。
つまり、色々と端折って無理やりに最終回を迎えたのがアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』なんです。
端折った部分をうまく補完してストーリーに矛盾なく続編を制作する。
原作に目を通した身から言わせていただくと、これはかなり至難の業と言えるでしょう。
2.原作者・榎宮祐(かみやゆう)さんの体調不良
「アニメ制作に原作者は関係ないのでは?」と思うかもですが『ノーゲーム・ノーライフ』の制作はちょっと特殊で原作者が直接アニメ制作に関わっていました。(8話「起死回生」の脚本を担当。いずなたん初登場の回ですね。)
制作会社に一任しないあたり、おそらく榎宮さんは自分が生んだ作品へのこだわりが強い方なのでしょう。
となると、2期でもおそらく制作に関わってくるはず。(自分のこだわったシーンが映像化されるとなれば特に)
しかし、榎宮さんは2011年に胃癌を公表して以降、度々入退院を繰り返しており、劇場版公開の1年後には一時活動を休止しました。
劇場版公開後に2期の制作が決まっていたが、作者の病気で白紙に。
あると思います。
『ノーゲーム・ノーライフ』2期放送の可能性を5つの視点で考察
次は『ノーゲーム・ノーライフ』2期放送の可能性を様々な角度から考察していきます!
1.円盤の売上
円盤の売上は続編制作に大きく関わります。
『それが声優!』Blu-ray&DVD 第1巻、いよいよ明日発売です!よろしくお願いします!(Blu-ray&DVDが売れないとホントに二期はないから…頼むよマジで…) #それが声優
— 畑健二郎@『トニカクカワイイ』連載中! (@hatakenjiro) September 29, 2015
アニメ化した作品の原作者が「円盤が売れないと続編はない」と言っていることからも、円盤の売上が続編制作の可能性を考察する上でものすごく重要な指標であることがわかりますね。
「続編制作を語る上で円盤の売上が重要!」ということを理解した上で『ノーゲーム・ノーライフ』1期の売上を見ていきましょう!
ノゲの円盤売上累計平均枚数
8,303枚※1
円盤売上の採算ラインは4,000枚と言われているので、基準を大幅に超えています。
円盤の採算ラインが4,000枚と言われている理由
たまゆらのイベントで1期は黒字・2期は赤字との公表があった→たまゆらの円盤売上累計平均枚数が1期は4,000枚後半で2期は3,000枚後半だった→4,000枚くらいが採算ラインなのでは?との声が多数
ただ、この数値はあくまで参考値なので、正確な値ではありません。その点は注意しておきましょう。
2.原作の売上
原作の出版社がアニメの全権代理員会に入っている場合、原作の売上も続編制作に大きく関わってきます。
というのも、原作の出版社が全権代理委員会に入っていればアニメ制作にかかる費用を出資してくれるからですね。
そこで調べてみると『ノーゲーム・ノーライフ』の出版社・KADOKAWAはノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会に入っていることがわかりました!
ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会(KADOKAWA、フロンティアワークス、AT-X、ムービック)※2
つまり、原作の売上があればあるほど2期の放送される可能性が高くなります。
ではさっそく原作の売上を見ていきましょう!
ノゲ原作の売上
600万部※2
めちゃくちゃ売れてますね!(既刊13巻で600万部はエグイ...)
原作売上の観点からみても『ノーゲーム・ノーライフ』2期の制作が期待できそうです。
※アニメ勢の人はアニメの続きが収録されている4巻から購入するのがベターです。(4巻はebookjapanの初回クーポンを使えば191円で購入可能)
3.原作のストック
原作のストックがあった方が続編の企画がしやすいというのは容易に想像できると思います。
では『ノーゲーム・ノーライフ』の原作ストックは現在どれくらいあるのか?
調べてみると下記の通りでした!
メモ
全13巻中、1期では3巻まで消化→ストックは10巻分(2024年11月時点)
単純計算すると1クールで3期分を作れるくらいにはストックがたまっています。
そうなると原作ストックの観点から見ても十分2期制作を期待できると言えるでしょう。
4.映画の売上
言うまでもなく映画の興行収入も続編制作に大きく関係します。
2017年に公開された映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』は興行収入7億円を突破する大ヒットを記録。※2
『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』は完全新作でもなければ大々的に広告を打っていたわけでもないため十分成功したと言えます。
メモ
『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』は配給会社が角川ANIMATION&制作委員会にKADOKAWAが加わっているので、利益のほとんどはKADOKAWAに配分されています。※3
つまるところ、アニメ化の最終決定権は作者とKADOKAWAにあるということでしょう。
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5.アニメの評判・話題性
評判が高く話題性のあるアニメだと関連商品が売れてイベントも盛り上がるためたくさんのお金が生まれます。
なので、アニメの評判や話題性も続編制作に間接的ではありますが関わってきます。
『ノーゲーム・ノーライフ』はアニメのレビューサイト「あにこれ」で89.3点と高評価なので、仮に2期制作が決定したら話題になること間違いなしです。
まとめ
今回は『ノーゲーム・ノーライフ』の2期が制作されない理由や2期放送の可能性について考察していきました。
結論、売上的には2期が放送される可能性は高いものの、アニメの終わり方的に続編を矛盾なく制作するのは難しいというのがアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』です。
あえて2期放送の可能性をパーセンテージで表すと70%くらいでしょうか。
放送時期は見当もつきませんが、いつ放送されてもおかしくはない作品だとは思います。
私から『ノーゲームノーライフ』ファンの皆さんに言えることはただ一つ。
座して待ちましょう!
参考サイト
- ※1アニメDVD・BD売り上げ一覧表まとめWikiの数値を参照
- ※2Wikipediaより引用
- ※3興行収入配分の仕組みに関しては映画やアニメの製作委員会方式とは?映画・アニメ制作における資金調達と著作権処理のしくみ(知財FAQ)という記事でわかりやすく紹介されています。
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