2024年11月時点で、計42作品が劇場で公開されてきたドラえもん映画。
42作品もあれば他の作品と比較して微妙だなと感じる作品が当然出てくると思います。
そこで本記事ではドラえもん映画全作品に目を通した運営者が「これは微妙だな」と感じた作品を5つほどピックアップして紹介していく予定です。
記事の最後にはおすすめのドラえもん映画を紹介した記事のリンクを貼っているので、本記事とあわせてご確認ください。
目次
ドラえもん映画つまらないランキングワースト5
5位:のび太のドラビアンナイト
あらすじ
ドラえもんがいない間に、ひみつ道具「絵本入りこみぐつ」で絵本の世界に入り込んでいたのび太たち。だが、ジャイアンとスネ夫が本をバラバラにして順番を入れ替えてしまったうえ、靴を片方無くしたしずかがアラビアンナイトの世界に取り残されてしまう。
とにかくツッコミどころが多い作品。
本作を見て「なぜこのひみつ道具を使わない?」と何度思ったことか...(絵本が燃やされた時にタイムふろしきを使わないetc)
設定に関しても、現実世界と空想世界がほとんどわけもなく繋がっているなど意味不明なものが多く、冒険パート以外はあまり楽しむことができませんでした。
▼ユーザーの声
評価が高過ぎる気がする。
藤子・F・不二雄先生が原作だからか。
でももしもこれが新ドラのオリジナル脚本だったらめっちゃ叩かれてそう。
ツッコミどころが多過ぎる。
シンドバッドが謎の未来人の道具で完全武装とかね。
ドラビアンナイトは違和感だらけ
どうにもイライラ&もやもやが多くてスッキリ楽しめませんでした。
まず、絵本が燃やされて入れなくなったのに、何でタイムマシンで過去のその時代に行って絵本と同じ世界になるの?
その絵本世界は燃やされないの?
だったら同じ絵本を買って入り込みしてもよかったような気がするけど。
しずかちゃん過酷過ぎ!小5で奴隷になって砂漠を歩かされるなんて、これ間違いなくトラウマになるでしょ!?
そしてドラえもんたちも1日炎天下の砂漠を歩き続けて飲まず食わずなんて、よく生きてられたね・・・。
ミクジンの存在価値なさすぎ。時間旅行ガイドなんていなくても今までタイムトラベルしてきてるじゃん。
シンドバッドもただの好々爺にしか見えない。訝しんでる時に簡単に城を空けちゃいけないでしょ。
・・・昔はこんなこと思わなかったんだけどなぁ(笑)
大人になってみると、こうも突っ込んじゃいけないご都合展開が見えてしまうんですね。
もちろん子供はそんなことを思ってもいなさそうに、楽しんで観ていました(笑)
4位:のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~
あらすじ
ドラえもんとのび太たち一行が絶滅したはずの動物たちが暮らす不思議な島を舞台に大冒険を繰り広げる。
のび太パパが深くかかわってくる珍しい作品。
レビューを見てみるとキャラクターの描かれ方に関する不満が圧倒的に多かったですね。
確かにドラえもんの登場人物らしからぬ言動にイラっとすることが多く、見ていて気持ち良いものではありませんでした。
また、家族愛を訴えかけてくるシーンが不自然に差し込まれているため、感動的なシーンなのに泣けないという最悪の事態に...
▼ユーザーの声
違和感ありあり
ドラえもん41作全て見てみました。ほとんどの映画は良かったのですが、流石にこれは駄作です。
まず、キャラクターに違和感がある。他の方も書いていましたが、のび太って、「安くて弱いカブトムシだって言われたから、他のカブトムシがいい」などと弱いものを切り捨てるような人ではなかったはず。自分が強いカブトムシが欲しいと言ったから、ドラえもんとドラミちゃんが探してあげているのに、自分は何もやらず、ただ命令して、文句だけ言うような人ではなかったはず。小さい子に向かって、きつい言葉を出すような人ではなかったはず。
ジャイアンやスネ夫も、友達の家族を馬鹿にするような人ではなかったはず。
出来杉も、少し嫌味な感じになっているし。
しずかちゃんが、のび太を勇気づけるためとはいえ、あの場面で「大嫌い」という言葉を使ったのは、違和感あり。
旧ドラの時と全然違う。この脚本家、ドラえもんのキャラクターについて、全く分かっていない感じがする。
加えて、ストーリーが雑すぎる。
この映画は、何を伝えたかったのですか?
絶滅危惧種に関すること?家族?勇気?友情?のび太の成長?
色々なテーマをごちゃ混ぜしている感じがします。
思いやりは?
のぶよドラ世代です。先に評価を見ずに映画全部見てきました。
新ドラでもストーリーきちんとしてるのは好きなんだけどこの映画なんかすごい不快だった。
他にもいくつかなんかモヤっとする映画はあったんだけどこれだけモヤっを通り越す感じ。
基本的にドラえもんって悪ガキってのが多少はあるし悪態つくのは大体はのび太にだけと思ってたのにジャイアンとスネ夫ってこんな暴言吐くような子たちでしたっけ…?
出木杉も若干スネ夫みたいな言い方でキャラ違うやん…ってなりました。
のび太も安いし弱いカブトって言われたら他のがいい他のがいいって生き物を物扱いする子だったっけ…?
そもそも脚本書いてる人がカブトムシを物扱いしてる感じがしました。
現実の子供でもカブトムシを投げつけるなんてことしないと思います。
全体的に我儘とか以前になんか道徳的なものが無くなってるのかな?
少しおかしいってレベルじゃなかったです。
全世代が見るであろうドラえもんでやっちゃいけない事をやっているのに注意する人がいないのは現代の子供に注意できない大人と同じかな…。
とにかくストーリー的に子供も大人も楽しみながら学びながら見るっていう内容ではなかったので星1です。
3位:のび太の人魚大海戦
あらすじ
「架空の水」というひみつ道具を使って、町を海にして遊んでいたドラえもんたち。そこに5000年前地球にやってきたという人魚族が現れ、海の冒険を楽しむが、伝説の「人魚の剣」を狙う黒い影が現れる。
感動の押し売りとの声が多数あがっている作品。
確かに伝説の剣の力で海が綺麗に→一同涙の流れは唐突すぎて、理解に苦しみました(笑)
また、本作は監督がインタビューで「わかりやすさを重視した」「深い設定はボツにした」と言っているころからもわかるように、大人を対象としていません。
かと言って、子どもが見て満足できる内容かと言われるとかなり怪しいので、スルーするのが吉です。
▼ユーザーの声
人魚や海設定を活かしきれていない
泣けるポイントも無く、アレレそんな感じのラストでいいの?と、モヤモヤが止まらない。
ネタバレになるので誰とはいいませんが、見ててイラっとするキャラがいたりと・・
設定は良いと思いますが、風呂敷を広げすぎた感じがしました。
何が足りないんだろう?
今まで新劇場版など声優が変わっても面白い映画があり、今回も期待していましたが期待外れでした。。。
ところどころで感動するようなセリフ回しがあるが、それまでの過程を雑にえがいているので感動するどころかしらけます。
最終的に何を伝えたかったのかわからず、、、最後の落ちもあんなですし・・・テレビ版の延長ぐらいの内容でした。
歴史に触れた割にそこが生きたストーリーになっているわけでもなく、ただただよくわからない抗争に巻き込まれただけという結果に。
良かったのは音楽ぐらいでした。
2位:のび太と緑の巨人伝
あらすじ
植物たちが暮らす"緑の星"を舞台に、ドラえもんたちが地球の緑を守るために大冒険を繰り広げる。のび太はある日、裏山で小さな苗木を拾う。その苗木にドラえもんが"植物自動化液"をかけて自由に動けるようにしてやる。
要素を詰め込みすぎたがゆえに理解に苦しむ作品。
壮大なそうで浅いストーリーといちいち鼻につく敵の存在も相まって、どのレビューサイトでも評価はかなり低めです。
監督自ら失敗作だと公言しているとかなんとか。
▼ユーザーの声
要所要所はいいんだけどね
シナリオが雑すぎて後半何が言いたいのか解らないまま進みます。ドラえもんを見るのは主に小学生とか幼児だと思いますが大人だってついていけない内容を果たして子供が理解できて面白いと思えるのでしょうか。それといい加減ゲスト声優という名の素人をヒロインとかサブキャラに担当させるの辞めてほしいです。冷める。
唯一良いのはママがキー坊を子供の様に可愛いがる所とラスト帰宅した2人をおかえりと優しく迎えるパパとママです。それがなければ星一つでした。
1位:のび太の宇宙英雄記
あらすじ
ひょんなことから宇宙で本物のヒーローとして戦うハメになったのび太たちの大冒険の行方を描く。ある日、テレビのヒーローに憧れたのび太は、しずか、ジャイアン、スネ夫たちと、ドラえもんのひみつ道具バーガー監督を使って本格的なヒーロー映画をつくることに。
テレビスペシャルとして放送していてもおかしくないクオリティ。
劇場で公開する意味はあったのか?はなはだ疑問です。
ラストシーンに関してもイマイチ盛り上がりに欠ける展開で、最初から最後まで退屈だったと言わざるを得ません。
▼ユーザーの声
ドラえもん映画史上、もっともつまらない作品
2023年段階で、再度見直したがやはりこの劇場版が群をぬいてつまらないと感じた。
最低評価でもいいが、一応★★☆☆☆なのは、これよりもっと評価の悪い作品が出てくる可能性があるから。
正直、どこの層を狙って作られたのかわからないギャグよりの薄っぺらい展開にドラえもんの良さを壊しているとしか思えませんでした。
TVスペシャルでやるならまだしも、劇場版としては完全に駄作だと感じます。
ただ褒める点があるとすれば、サブタイにもあるようにヒーローだということは面白いなとは感じましたが、劇場版という作品の中で生かすのも困難なのか監督の技量やドラえもんの良さを知らないか、本当にしょうもない作品として完成してしまったと言わざるおえない。
それなのに評価は★4なのはどうなのか?と思っていたが、劇場版ドラえもんらしい作品とは到底思えないしし、大人になったから感性が変わったなんて事はないと思う。
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まとめ
今回はつまらないドラえもん映画というテーマで記事を書いていきました。
純粋にドラ映画を楽しめなくなった自分に寂しさを覚えつつも、年を取ったことで、あらゆる角度から作品を見ることができるようになったのは成長だなと思う次第です。
以下、おすすめのドラえもん映画を紹介した記事のリンクを貼っておくので、「面白いドラ映画に出会いたい」という人は上位10作品にぜひ目を通して見てください!
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旧ドラだから無条件に高評価なの?