1980年に公開された『のび太の恐竜』は2006年に『のび太の恐竜 2006』としてリメイクされました。
ピー助との出会いと別れという物語の本筋は変わらないものの、設定やシーンの変更によって両作品は似て非なるものとなっています。
本記事ではそんな人に向けて『のび太の恐竜』と『のび太の恐竜 2006』の違いについてわかりやすく解説。
次に『のび太の恐竜』の旧作とリメイクを鑑賞した時により楽しめるような視点を提供していく予定なので、ぜひゆっくりしていってください!
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目次
旧作とリメイクの違いその①:ピー助の描かれ方
旧作とリメイクで中々大きな違いが見つかりにくい『のび太の恐竜』ですが、明確に違うなと思ったのはピー助の描かれ方です。
描かれ方というのは作画的な意味合いではなく、作中でどんな扱いを受けているかということを指します。
旧作ではピー助を保護の対象として扱っている節がありました。言うなれば、のび太とピー助の関係は親と子どもです。
それを顕著に感じたのは、ピー助をスモールライトで小さくしてポケットの中に入れ、敵のアジトに乗り込んだシーン。
この時点でピー助が敵との戦いに関与することが一切なくなり、のび太にとっては敵から守るだけの存在となります。
しかし、リメイクではどうでしたでしょうか?
のび太はピー助を敵のアジトへは連れていかずに置いていきましたよね。
この事実だけ見れば、ピー助を守るのび太の行動は親そのものですが、置いていかれたピー助はその後、のび太たちを助けようと滝をのぼり始めます。
何度も何度も戻されながら(泣)
その結果として、タイムパトロールの探査機が復活し、敵を取り締まることに成功します。
つまり、リメイクではピー助をのび太たちととも敵を倒す仲間として描いていたわけです。
親離れの瞬間も感動的ではありますが、やはり苦楽をともにしてきた仲間との別れの方が個人的には涙をそそられます。
ピー助を保護の対象から仲間にすることでラストシーンに重みが生まれた!
旧作とリメイクの違いその②:日本への帰還方法
日本への帰還方法は表面的でわかりやすい違いだったかと思います。
旧作では敵を倒したのち、タイムパトロールに送ってもらうことで日本に帰還。
そもそも旧作でのび太たちは自力で帰る気がさらさらありませんでした。
というのも、旧作では最初こそ歩いて日本まで帰る予定だったものの、最終的には敵のタイムマシンを乗っ取って帰ろうとしていたからですね。
つまり、旧作での最終目的は敵のタイムマシンを奪って日本に帰還することだったわけです。
一方のリメイク版では一貫して歩いて帰ることにフォーカスが当たっていました。
敵のアジトに訪れたのも何か目的があったわけではなく、敵のアジトが日本を目指す上で避けて通れない場所だったからです。
そう考えるとリメイク版はある種ロードムービーなのかもしれません。
『のび太の恐竜 2006』には一貫性があった!
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まとめ:『のび太の恐竜』と『のび太の恐竜 2006』どちらが好き?
今回は『のび太の恐竜』と『のび太の恐竜 2006』の違いについて記事を書いていきました。
記事の内容から薄々感じている方もいるかもしれませんが、運営者は『のび太の恐竜』に関してはリメイクの方が好きです。
皆さんは『のび太の恐竜』と『のび太の恐竜 2006』のどちらが好きですか?
ぜひ下記コメント欄で教えてください!