1986年に公開された『のび太と鉄人兵団』は2011年に『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』としてリメイクされました。
リルルとしずかちゃんがタイムマシンで過去にタイムスリップして、歴史を変えるというストーリーで一番大切な部分に変更点はないものの、ピッポの存在によって2つの作品は全くの別物と言っても差し支えないでしょう。
本記事では、リメイクでピッポを登場させたことによってどんな良い点があったのか、または悪い点があったのかを挙げていき、両作品を比較していこうと思います。
次に『のび太と鉄人兵団』の旧作とリメイクを鑑賞した時により楽しめるような視点を提供していく予定なので、ぜひゆっくりしていってください!
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目次
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』におけるピッポの是非
良い側面
リメイク版の感想を読んでいると、ピッポの登場によって感動が2倍になったとの声が多数ありました。
確かにピッポ消滅のシーンは感動的だったので、リルルとピッポで2倍の感動というのは理解できます。
しかし、ピッポの一番の功績はミクロスを排除したことだと個人的には思うわけです。
旧作では大活躍だったスネ夫のロボット・ミクロスですが、リメイクではピッポの登場によって登場機会が激減。というか、ほとんどいないに等しいものでした。
ミクロスファンの人には申し訳ないですけど、リメイクでミクロスの登場機会が減ったことに関しては個人的に良くやった!と思いましたね。
というのも、旧作のラストシーンでリルル・しずかちゃんとともにミクロスがいることに違和感があったからです。
一方、リメイクではミクロスがラストシーンからいなくなったことによって違和感がきれいさっぱりなくなりました。
これはまさしくピッポがミクロスから出番を奪ったおかげと言えるでしょう。
しずかちゃんとリルルによるラストシーンは第三者介入の余地なし!
悪い側面
ピッポ登場によるマイナスポイントを挙げるとしたら、やはりしずかちゃんとリルルのお別れシーンが希釈されてしまったことでしょう。
『のび太の大魔境』の主人公がジャイアン、『のび太の宇宙小戦争』の主人公がスネ夫であったように、『のび太と鉄人兵団』の主人公はのび太ではなく、しずかちゃんでした。
だからこそ、しずかちゃんとリルルにフォーカスが当たっていた旧作のラストシーンは感動的なものだったわけです。
しかし、リメイクではピッポの登場によってのび太とピッポの関係にもフォーカスが当たり、しずかちゃんが主人公の映画とは言えなくなってしまいました。
「リルルとピッポで感動が2倍に」という主張は理解できるものの、ピッポの登場でリルルとのお別れシーンが薄まってしまったことを考えると、私としては旧作の方が評価に値しますね。
『のび太と鉄人兵団』の主人公はしずかちゃん。旧作ではしずかちゃんとリルルの関係にフォーカスが当たっていたため、作品の主旨がぶれていなかった!
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まとめ:『のび太と鉄人兵団』と『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』どちらが好き?
今回はピッポの存在をベースにして『のび太と鉄人兵団』と『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』を比較していきました。
運営者としてはしずかちゃんとリルルの関係にフォーカスが当たっていた旧作の方が好きですね。
皆さんは旧作とリメイクどちらが好きですか?
ぜひ下記コメント欄で教えてください!