評価:5
今回は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』について記事を書いていこうと思います。
圧倒的な作画に感情を揺さぶられるストーリー。
過去の内容が所々に散りばめられていたため、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズの集大成的な作品のように感じました。
評価は文句なしの星5(最高評価)です!
目次
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のあらすじ
感情を持たない「武器」として育てられた、元兵士の少女ヴァイオレット・エヴァーガーデン。戦後、彼女は「自動手記人形」と呼ばれる手紙の代筆業に従事しながら、かつて大切なギルベルト少佐に告げられた「愛してる」という言葉の意味を探している。今でもギルベルトへの思いを抱えながら、生きているヴァイオレット。そんなある日、彼女はある少年から依頼の電話を受けるが、その頃郵便社では1通の宛先不明の手紙が倉庫で発見されていた。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は初見さんへの配慮を欠かさない
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ではアニメ版で登場したキャラの話や関係人物が結構出てきます。
ただ、ガッツリとは触れていないため、初見の人が置いてけぼりを食らうことはありません。
実際にレビューサイトでは「映画から見始めたけど、とても楽しめた」との声が多数挙がっていました!
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『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で子安武人の凄さを再確認
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で一番印象に残っているシーンは?と聞かれたら、私は子安さん演じるホッジンズがギルベルトに怒鳴るシーンと答えます。
あのシーンは演出はさることながら、子安さんの演技が本当に素晴らしかったですね。
子安さんってSAOの妖精王オベイロンしかり、転スラのクレイマンしかり姑息なキャラを多く演じている印象が私の中では結構あったんですけど、本作を見てガラッと変わりました。
死期の近い人が書く手紙の威力
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では不治の病にかかり余命いくばくもない少年・ユリスが家族に宛てて手紙を書く話が収録されています。
アニメの見た人なら共感していただけると思うのですが、この話、アンとお母さんの話にそっくりなんですよね。
設定は違えど、死期の違い人が最後の力を振り絞って愛する人へ手紙を書くという根幹の部分は変わりません。
ヴァイオレットとギルベルトの関係性
ヴァイオレットとギルベルトが再会を果たし後、どのような関係になったのかは作中で描かれていません。
つまり、その後については視聴者に委ねられているわけです。
私としてはどうしてもギルベルトが言った「愛している」は恋愛感情から出た言葉ではないと思いたい...
だってその方が作品の尊みが増すじゃないですか←伝われ!
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の続編は制作されるのか
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズの続編についてですが、ストーリー自体は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で完結したように思えます。
しかし、ヴァイオレットがこれまでに務めた仕事を外伝として制作することは可能です。
とは言え、可能性はかなり低いと思います。
まとめ
今回は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』について記事を書いていきました。
内容はもちろんなんですけど、京アニがあの凄惨な事件を乗り越えて本作を作ったことを考えると涙がとまりません。
未視聴の人は絶対見て!
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