評価:3(62点)
今回はTVアニメ『魔女の旅々』の感想とレビューを書いていこうと思います!
百合アニメだと思って敬遠していた作品でしたが、百合要素は少なく百合が苦手な運営者でも最後まで見ることができました。
ストーリーは1話完結で印象に残る話とそうでない話があります。(印象に残らない話の方が多い。)
とはいえ、見た瞬間に内容をすべて忘れるほど中身がない作品ではないので、評価は星3(普通)です。
『魔女の旅々』のあらすじ
若くして“魔女”と呼ばれる最上位の魔法使いになった才女・イレイナは、幼い頃に読んだ旅物語への憧れから、世界中を自由気ままに旅している。そんな彼女はさまざまな国々を訪れては、そこで新たな出会いと、それと同じ数だけ別れを繰り返す。
U-NEXTより引用
印象に残るのは暗い話
『魔女の旅々』で主人公のイレイナは色々な国々を旅するわけですが、訪れた国での出来事は良いものばかりではありません。
「魔女の旅々 鬱」というサジェストが出てくることからもわかるように暗い話もあります。
私自身、魔女の旅々の全12話を見て明るい話よりも暗い話の方が心を動かされましたね。
特に3話の瓶詰めの幸せはイレイナが旅先で出会った少女が今後どうなるのかを視聴者に委ねるような構成になっていて、見てて飽きませんでした。
1人22役
『魔女の旅々』12話ではなんと主人公のイレイナ役の本渡楓さんが1人22役を演じます。
ちなみにクレジットはこちら...
なんだこれwww
しかも、どのイレイナも声色がほとんど変わらないので、いよいよクレジットに名前を分けて書く必要があったのかと思わずにはいられません。
イレイナに対する評価が変わった
『魔女の旅々』の主人公・イレイナに対して、私は序盤ドライな性格だなと思っていたんです。
3話の『花のように可憐な少女』では毒にかかった兵士を見殺し(助からないと判断したならわかる)にしたり、4話の『民なき国の王女』ではジャバリエという怪物の討伐において少しは協力したものの、高みの見物をかましていたり。
この子は本当に主人公なのか?と疑いたくなるくらいには傍観者でした。
しかし、そんなイレイナの評価が9話「遡る嘆き」で変わります。
過去に戻って友人を救おうとした依頼主の結末に対して、感情むき出しで泣くイレイナの姿を見てドライな性格という評価は覆りました。
百合に苦手意識を感じている人は『魔女の旅々』から見ると良いかも
私自身『魔女の旅々』を避けてきた一番の理由は百合アニメだと思っていたからです。
ただ、某アニメレビューサイトで百合要素は少なめと書かれていたので、意を決して視聴してみると「これくらいのライトな百合だったらいけるかも」と思えてきたんですよね。
単純に百合というジャンルを食わず嫌いしていたのかもしれません。
もし、私のように百合ジャンルに抵抗がある人は『魔女の旅々』から慣らしていくと良いかと(*´ω`*)
まとめ
今回は『魔女の旅々』の感想とレビューを書いていきました!
12話全体で評価すると可もなく不可もない普通のアニメという感じなんですけど、中には心を動かされるストーリーもあって個人的にはそこそこ楽しめましたね。
皆さんは『魔女の旅々』どうでしたか?
ぜひ下記コメント欄で感想を聞かせてください(^^♪
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