過去に週刊少年ジャンプで連載されていた、秋本治先生による『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下、こち亀)
アニメは344話まで放送、漫画は200巻まで刊行された長寿作品です。
ただ、アニメでは完結まで描かれていないため、アニメでこち亀をチェックした人の中には「こち亀の結末ってどうなったの?」と疑問に思っている人がきっといるはず。
本記事ではそんな人に向けてこち亀の最終回を振り返りつつ、最終回に対する読者の評価や感想を伝えていこうと思います。
数分程度でサクッと読める内容になっているので、最後まで目を通して頂けたら幸いです。
目次
こち亀の最終回は復活希望キャラベスト10
こち亀の最終回はまさかの「復活希望キャラベスト10」という企画でした。
しかし、驚くべきはそれだけではありません。
なんとこち亀の最終回は少年ジャンプとコミックス200巻でオチが違います。
- 少年ジャンプ版のオチ:1位にランクインしたのは星逃田。その後、大勢のキャラが押し寄せて感謝の言葉を述べる。→大団円エンド
- コミックス版のオチ:1位にランクインしたのは両津勘吉。その後、大原所長が両さん抜きで豪華祝賀パーティーを画策するも、バレて料理を独り占めされる→いつものこち亀エンド
個人的にはコミックス版の方がTHE こち亀という終わり方で好きですね。
ちなみにコミックス版のオチで両さんが料理を独り占めした方法とは、料理全部に自分の唾をつけることでほかの人が食べられないようにするというもの。
これに関して、中川は「200巻の最終巻なのにすごいオチだ...」と視聴者の声を代弁しています。
こち亀最終回までに両さんは麗子と結婚していない
「そういえば両さんって麗子と結婚したの?」
こち亀の結末を知りたくて検索をかけた人誰しもが思う疑問です。
その疑問に対するアンサーはすでに見出しにも書いた通りで両さんは麗子と結婚していません。
作中において麗子が両さんのことを好きだと感じる描写は多々ありましたが、こち亀はラブコメではなく1話完結のギャグコメディなので、仕方なしと言ったところ。
ただ、特別連載や復活回で二人が結ばれる可能性は0でないため、今後の展開に期待したいですね。
こち亀の最終回はひどい?読者の声を集めてみた
次にこち亀の最終回に対する読者の声を2つほど紹介していきます。
適当すぎる
最後が適当すぎる。内容も商業的。もうちょっと最後らしくしっかり描いてくださいよ。
確かに最終回らしくないと言えばらしくないし、露骨な宣伝も満載でした。
個人的には「企画回で終わる作品は後にも先にもこち亀しかない」というイメージを読者に植え付けた最終回で、斬新だなと感じたのですが...
思いのほか、最終回に対しては否定的な意見が多かったです。
麗子と結婚して終わりでよかった
麗子と結婚して終わりで良かった
麗子と結婚して終わりとかで良かった。
これからも続きが描けるようにこんな終わりにしたのだろうけど、放置のまま作者がフェードアウトしそうだし...
確かに麗子と結婚して終わりというのは、読者が期待していた結末の一つでしょう。
しかし先述のとおり、こち亀はラブコメ漫画ではなく、ギャグ漫画です。
さらに言えば好意の対象として、麗子→両さんは描かれていましたが、両さん→麗子は描かれていませんでした。
なので、もし仮に両さん♡麗子エンドだったとしたら、いささか違和感を覚える最終回になっていたと思いますね。
まとめ
今回はこち亀の最終回について振り返っていきました。
両さんが麗子と結婚する結末を望んでいる人が多かったようですが、最終回はまさかの「復活希望キャラベスト10」
良く言えば、こち亀らしい最終回。
悪く言えば、期待外れの最終回。
ただ、肯定派と否定派ともに「秋本先生、200巻まで本当にお疲れさまでした。」という言葉は一致していました。
そして、私からも。
秋本先生、200巻まで本当にお疲れ様でした。
適当すぎる