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アニメ映画『岬のマヨイガ』の感想とレビュー【評価:★★★☆☆】

2022年3月8日

岬のマヨイガ

評価:3(50点)

今回はアニメ映画『岬のマヨイガ』の感想とレビューを書いていこうと思います!

TVアニメ映画『岬のマヨイガ』は柏葉幸子の児童文学が原作のアニメ。監督は『のんのんびより』や『ココロコネクト』の川面真也さん。

本作を見終わって一番最初に感じたのは良い点と微妙な点がハッキリしている作品だったなということ。

良いところはとことん良いけど、微妙なところはとことん微妙。

結局中和されて作品全体としては普通だったなという感想に落ち着く。

色々と惜しい作品でした。

『岬のマヨイガ』のあらすじ

ある事情で家を出た17歳の少女・ユイと、両親を事故で亡くし声を失った8才のひより。2人は不思議なおばあちゃん・キワさんとの出会いをきっかけに、岬に建つ古民家・マヨイガに住むことに。2人はキワさんとの温かな生活に少しずつ心の傷を癒していく。

U-NEXTより引用

スローライフと妖怪大戦争

『岬のマヨイガ』は前半と後半でストーリーが大きく異なっていました。

  • 前半:ハートフルな日常生活を描き、見る者に癒しを与える
  • 後半:人々の負の感情を取り込んだ魔物との戦い

本作のレビューに目を通してみると、前半の日常パートが良かった!と感じている人がほとんどで、これに関しては私も同意見です。

おそらく、後半の妖怪大戦争パートが良かった!という人は10%もいないんじゃないかな。

そう感じさせるほど後半が微妙でしたね。

まず、大きな蛇の怪物に短剣で挑んでいくキワさんに言いたい!

あなた、自分で怪物の弱点は目だって言っていたよね?

なんでお腹攻撃してるの...

それじゃあ倒せないでしょうが!!!

そして、怪物にも言いたい!

お前、弱すぎや!!!

ユイが放ったすごい弱そうな矢を片目に食らったくらいで、消えるなんて...

後半はとにかくツッコミどころが満載で、話の作りが雑でした。

前半の日常パートが良かったこともあって余計に後味の悪さを感じましたね。

細部までこだわった日常パート

繰り返しになりますが、後半の妖怪大戦争パートがイマイチなだけで、前半の日常パートは本当によく作りこまれていました。

特にマヨイガが提供される食事ね、妙に印象深いんですよ。

調べてみると、本作の料理は「田舎の人にはとってはポピュラーだけど、都会の人はよく知らない料理」というコンセプトの元、料理研究家の人たちによって作り出されたそうで。

やはり印象に残るシーンって見えないところで労力がかかっているんだなと本作を見て改めて感じました。

『岬のマヨイガ』のキャスティングについて

『岬のマヨイガ』のキャスティング、素晴らしかったと思います。

中でもユイ役の芦田愛菜ちゃん。

彼女は根っからの役者ですね。

自分の中で芦田愛菜ちゃんはテレビで見せている明るいイメージが強かったので、ユイのような大人びたキャラクターに合っていなんじゃないか?って思ったんですけど、全然そんなことなかった...

むしろ、事前に知らなきゃ気づかないレベルで、役に入り込めていましたね。

恐るべし、芦田愛菜...

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まとめ

今回は『岬のマヨイガ』の感想とレビューを書いていきました。

前半の日常パートが良かっただけに、後半の妖怪大戦争パートがお粗末だったのが残念でしたね。

皆さんは『岬のマヨイガ』どうでしたか?

ぜひ下記コメント欄で聞かせてください(*´ω`*)

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今回は以上です!
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