dアニメストアより引用
評価:5
今回は『かくしごと』という作品について記事を書いていこうと思います。
笑える・泣ける・癒されるの3拍子がそろっている。
加えて、毎回聞きたくなるOPに、作品と合いすぎるED。
文句なしの星5作品です!
ジャンル
目次
『かくしごと』のあらすじ
ちょっと下品な漫画を描いているベテラン漫画家の後藤可久士。彼が何よりも優先するのは、小学4年生の愛娘・姫のこと。そんな親バカな可久士が姫に知られたくない「かくしごと」は、自分が漫画家だということ。日々、自分の仕事を隠し通そうと奮闘するが…?
U-NEXTより引用
『かくしごと』は終わり良ければ総て良しを体現した作品
楽天チケットより引用
最終回で一気に伏線回収
『かくしごと』の原作者・久米田康治先生の作品には最終回でインパクトを与える作品が多いです。(『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』など)
というのも、先生にとって最終回は供養であるという考えから来てるみたいですね。
「この世に無念が残らないようにきちんと供養してあげる」
そういう思想があるからこそ、インパクトのある最終回になるのでしょう。
本作でも話のはじめや終わりにシリアスな現在パートをチラつかせることで視聴者に「主人公どうなっちゃったの?」という疑問を抱かせ、最終回でアンサーする、最終回重視の形式をとっています。
だから記憶に残る!
最終回で評価が180度変わるキャラ・十丸院(とまるいん)
最終回まで「このキャラ微妙だなぁ」と思ったキャラがいたんですよ。
十丸院っていうんですけど。
かくしごと公式サイトより引用
この十丸院、ウザいし笑えないという本当どうしようもないキャラだなと思ったんです。
(十丸院役の花江夏樹さんの演技が上手いってのもある。斉木楠雄のψ難の鳥束しかり。)
しかし、最終回で評価が変わりました。
記憶喪失になった主人公が姫ちゃんのことを忘れちゃうシーンあったじゃないですか。(正確には大きくなった姫ちゃんをだけど。)
徒然なる小並感ブログより引用
お父さんが姫ちゃんに「君は誰だ」と言ったことに対して、十丸院が言ったセリフ。
ベタすぎますよ 記憶喪失とか
漫画だってそんなネーム通りませんよ
これ良かった。
もしこのセリフがなかったら、とても重い最終回になっていたと思います。
エンドロールで主人公と姫ちゃんの後に十丸院が来るのか謎でしたが、最終回の活躍ぶりを見て納得がいきました。
やはり、終わり良ければ総て良しです。
『劇場編集版かくしごと ーひめごとはなんですかー』を見るとより楽しめる
dアニメストアより引用
亡くなった母親について明かされる
アニメ版ではあまり触れられなかった姫ちゃんの母親ですが、劇場編集版では色々と情報が出てきます。
まぁ、母親の情報がなくてもアニメは綺麗に完結しているし問題ないとは思うのですが、やはりあった方がより感動できるんですよ。
なので、個人的には劇場編集版の視聴をオススメしたいですね。
EDに『君は天然色』が採用された理由がわかる
EDに新しい曲ではなく、『君は天然色』を使おうと言ったプロデューサーが凄すぎる。
思い出はモノクローム 色をつけてくれ
このフレーズ、主人公が色覚異常の妻のためにモノクロの漫画を描いていて、成長した姫ちゃんがそれに色を乗せるというラストと完全にリンクしているんですよね。
アニメ版ではこのラストが省略されているため、劇場編集版を見ていない人はぜひ見てほしいです。
※劇場編集版を配信している動画サービス(いづれも無料期間あり)
最終回以外で印象に残っている回
アニメ感想部より引用
第6話「スクールランドセル」
サイン会・キッザニラの回ですね。
少なくとも俺は(姫ちゃんを)育てさせてもらっているんだ
このセリフで主人公が姫ちゃんをどれほど愛しているかがわかります。
第11話「最終回平気彼女」
姫ちゃんの誕生日会の回です。
Twitterより引用
姫ちゃんのおじいさんが書いた平凡な未来予想図(仮)に劣らない素敵な絵ですね。
Twitterより引用
『かくしごと』は声優が豪華
キャラ | 声優 |
後藤可久士 | 神谷浩史 |
後藤姫 | 高橋李依 |
志治仰 | 矢代拓 |
墨田羅砂 | 安野希世乃 |
筧亜美 | 佐倉綾音 |
芥子駆 | 村瀬歩 |
十丸院五月 | 花江夏樹 |
古武シルビア | 小澤亜李 |
東御ひな | 本渡楓 |
橘地莉子 | 和氣あず未 |
六條一子 | 内田真礼 |
千田奈留 | 逢田梨香子 |
汐越羊 | 古城門志帆 |
城路久美 | 原由実 |
ナディラ | 加藤英美里 |
マリオ | 浪川大輔 |
声優に精通していない私でも半分以上は名前を聞いたことがある豪華な顔ぶれです。
まとめ
アキバ総研より引用
今回は『かくしごと』について書いていきました。
途中で見るのストップしてたんですけど、最後まで見て本当に良かった!
冒頭でも言った通り、かくしごとは笑える・泣ける・癒されるの3拍子揃った素晴らしい作品です。
まだ見たことがない人はぜひ視聴してみてくださいね!