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アニメ映画『アルモニ』を見たので感想と考察を書いてみる【評価:★★★★☆】

アルモニ

映画.comより引用

評価:

タクミ
こんにちは!当サイト運営者のタクミです。

今回はアニメ映画『アルモニ』の感想と考察を書いていこうと思います。

本作は若手アニメーター人材育成事業から生まれたプロジェクト「アニメミライ2014」で公開されたアニメ映画です。

30分という短い時間の中にストーリーや世界観、音楽が凝縮されていて個人的にはとても好きな作品でした。

しかし、見終わった後に違和感があったんですよね。

この違和感を解消しないと自分の中で「何となく良い映画だった」という評価になってそのまま忘れてしまいそうなので、感想と考察を残しておこうかなと。

本作を見終わったけどイマイチ腑に落ちなかった人はもしかしたらそのモヤモヤがこの記事によって解消されるかもです。

『アルモニ』のあらすじ

友人と一緒に昨晩のアニメについて熱く語ることを楽しみとする高校生・本城彰男は、クラスメイト・真境名樹里のことが気になっていた。ある日、彰男は樹里の世界に触れることになる。

出典:Wikipedia

本作のコアは樹里が子どもの頃から見続けていた大好きな夢を彰男も見たというところだと思います。

これについては「アルモニ」の言葉の意味とともに以下で掘り下げていく予定です。

アルモニの意味

アルモニという言葉を聞いたことがなかったので、調べてみるとフランス語でした。(いや、知るわけw)

意味は英語でいうところのharmony(ハーモニー)で、日本語だと調和とか一致とか訳すそうな。

映画だと先ほど書いた「樹里が子どもの頃から見続けていた大好きな夢を彰男も見た」というのが調和とか一致っぽいです。

ただ、ここに少し違和感があったんですよね。

本当に樹里と彰男は運命共同体的なものなのか?

樹里と彰男は運命共同体的なものなのか?

アルモニ

映画.comより引用

この問い。

多分答えはNOです。

そもそも彰男は樹里がどんな夢を見ていたのかをある程度想像することができました。(ウォークマンに録音されていた医者と樹里の会話によって

つまり、彰男が樹里が見た夢と似た夢を見たのは偶然ではなかったんです。

でもそのことを話さなかった。というか話せなかった。

彰男が真実を話せば、樹里にとっての特別ではなくなってしまうから。

一方、樹里は自分の夢の存在を肯定してくれる理解者を欲していました。

この願いは彰男が真実を話さなければ叶います。

この関係を運命共同体と言えるんでしょうか?

DVD&Blu-ray版のパッケージに答えがあった

Someday, I will touch her world.

日本語訳すると、いつか必ず僕は彼女の世界に触れる。

このフレーズによって彰男が見た夢は樹里が見たものとは似て非なるものだということが証明されます。

それにもう一つ。

Everyone has their own world.

上記フレーズの日本語訳「人は皆、それぞれ自分の世界を持っている」は本作の冒頭でも出てくるのですが、このフレーズこそが本作のすべてだと私は思います。

つまり、アルモニという作品はドラマティックな物語などではなく、「人の考えていることなんて完璧にわかるわけないけど、知ろうとすることは大事だよね」という極めて現実的なメッセージを伝える作品だったのかなと。

まとめ

今回はアニメ映画『アルモニ』について書いていきました。

30分という短い時間の作品だからこそ、足りない部分を自分なりに解釈する必要があるので、色々と考えさせられる作品でしたね。

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