評価:(90点)
今回はTVアニメ『映像研には手を出すな!』の感想とレビューを書いていこうと思います。
このアニメ...
めちゃくちゃ面白かった!!!
作画が微妙という理由で敬遠していた過去の自分に教えてあげたい。
『映像研に手を出すな』は若ければ若いうちに見ると良いよ!
目次
『映像研には手を出すな!』のあらすじ
アニメは「設定が命」を信条にし、アニメ制作を夢見る高校1年生の浅草みどり。ある日、プロデューサー気質の金森さやかと、アニメーター志望の水崎ツバメに出会い、「最強の映像」を生み出すため映像研を設立。3人娘の冒険心に満ちた青春が始まる!
U-NEXTより引用
ジブリの三羽烏に通ずる個性豊かなキャラクター
『映像研に手を出すな!』のメインキャラは超個性的!
浅草みどり
「アニメは設定が命!」を信条とする映像研のアイデアマン。メカに異様な執着を見せる妄想狂なところが宮崎駿を想起させる。
金森さやか
映像研の個性的なメンツを束ねる敏腕プロデューサー。ムラっ気のある制作陣を手懐け、話し合いでは他の追随を許さないところが鈴木敏夫を想起させる。
水崎ツバメ
カリスマ読者モデルでアニメーター志望の作画マン。「わかる人にはわかる」ことにカタルシスを感じるところが高畑勲を想起させる。
本作ではメインキャラ一人一人の役割が明確で見せ場も用意されていたので、キャラに深みを感じることができました!
『映像研に手を出すな!』を学生時代に視聴できた人が羨ましい
『映像研に手を出すな!』を見終わった後、一番最初に思ったのは「このアニメを学生時代に視聴できた人が羨ましい!」ということです。
そう感じた理由は金森氏が1話で言ったこのセリフによるもの。
我々はモラトリアムに守られているんですよ、失うものなんてないノーリスク
このセリフ、学生時代に聞きたかった...
学生を終え社会人になると、自分がやりたいことや新しく始めたいことをする時、嫌でもリスクをとることになると思います。
しかし、学生の内ならほぼノーリスクです。
『映像研には手を出すな!』で印象残っている回
1話「最強の世界!」
すべてはここから始まった!
浅草氏と水崎氏の運命的な出会いに金森氏の高校生離れした発言。
『映像研には手を出すな!』の良さが凝縮された1話でした!
8話「大芝浜祭!」
水崎氏が親に反対されていたアニメ作りを認めてもらう回。
ラストシーンで水崎氏の両親がした「ツバメのお友達?」という質問に対して、浅草氏が「いや、仲間です」と答えるのがTHE青春って感じでとても良かったですね。
類似作品との比較
この記事では『映像研には手を出すな!』を以下2つの類似作品と比較していこうと思います。
- SHIROBAKO
- 映画大好きポンポさん
SHIROBAKO
『映像には手を出すな!』と同じくアニメーション制作を題材としたアニメ。
『SHIROBAKO』ではアニメーション制作会社の現場をとてもリアルに描いていて、色々な制約の下でアニメを作っていく難しさを感じることができました。
一方で『映像研には手を出すな!』は作りたい物を作る!想像力無限大!!!といった感じで一切制約がありません。
どちらの方が好きかというのは完全に好みになると思いますが、私は『映像研には手を出すな!』の方がハマりましたね。
関連記事:【無料あり】『SHIROBAKO』のアニメと劇場版を配信している動画サービスまとめ!
映画大好きポンポさん
ハリウッド映画の制作現場を題材としたアニメ。
『映画大好きポンポさん』では編集作業のシーンで主人公の狂気的ともいえる熱狂を見ることができます。
この主人公が狂気的と言うのは『映像研には手を出すな!』にも通ずるところがあるため、『映像研には手を出すな!』にハマった人はきっと『映画大好きポンポさん』もハマるはず。
未視聴の人はぜひ視聴してみてください!
関連記事:映画製作アニメ『映画大好きポンポさん』の感想・レビュー【評価:★★★★☆】
まとめ
今回は『映像研には手を出すな!』の感想とレビューを書いていきました!
個性的豊かなキャラクター達に見ているだけでワクワクする芝浜の外観。
12話とは思えない満足感。
全く映像研は最高だぜっ!
皆さんは『映像研には手を出すな』どうでしたか?
ぜひ下記コメント欄で感想を聞かせてください(*´ω`*)
『映像研には手を出すな』を配信している動画サービス(いづれも無料期間あり)
『映像研には手を出すな!』の原作漫画