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ジブリ初のフル3DCG作品『劇場版 アーヤと魔女』の感想とレビュー【評価:★★★☆☆】

評価:3

今回は『劇場版 アーヤと魔女』について記事を書いていきます!

『劇場版 アーヤと魔女』はスタジオジブリ初のフル3DCG作品。監督は宮崎吾郎・企画は宮崎駿が担当している。

見る前の期待値が低かったためか、思ったよりは楽しめました。

ただ、原作が未完のまま終わっていることもあってストーリーが中途半端なところで終わっているのが少し残念でしたね。

評価は星3(普通)です。

『劇場版 アーヤと魔女』のあらすじ

10歳の少女アーヤは「子どもの家」で孤児として不自由のない暮らしを送っていた。そんなある日、アーヤはベラ・ヤーガと名乗る派手な容姿の女性と長身の男マンドレークの2人組に引き取られることになる。自らを魔女と称して、手伝いをさせるためにアーヤを引き取ったことを告げるベラ・ヤーガ。そしてアーヤは、魔法を教えてもらうことを条件に、彼女の助手として働き始める。

『劇場版 アーヤと魔女』でジブリらしさは損なわれていなかった

劇場版 アーヤと魔女

BARKSより引用

『劇場版 アーヤと魔女』の予告動画のコメント欄には「ジブリは手書きでないと」とか「これじゃあディズニーと変わらない」との声が多数寄せられていました。

私自身も手書きのジブリがとても好きだっただけに本作を見る前は楽しみよりも不安が勝っていましたね。

ただ実際に視聴してみると、ちゃんとジブリらしさがあったんですよ。

宮崎吾郎監督は「ジブリ作品のイメージを大きく変えるリスクを感じることはありませんでしたか?」という質問に対して以下のように答えています。

“ジブリらしさ”を期待されてしまうのは、覚悟していましたよね(笑)。そもそも3DCGといってもフォトリアルな方向は目指していなかったので、風景の捉え方にしても手描きの風合いを忘れないとか、結果的に“ジブリらしさ” は入っていたんじゃないかと思います。

シネマトゥデイより引用

手書きのジブリ作品に携わってきた人が制作に関わると、CGとは言えしっかりジブリらしさは表現できるんだなぁ...すごい!
運営者

『劇場版 アーヤと魔女』は盛り上がりに欠ける

劇場版 アーヤと魔女

『劇場版 アーヤと魔女』は魔女の家の中が舞台なので「なんか盛り上がりに欠けるな」と感じたんですよね。

しかも本作では主人公が絶体絶命のピンチになることがなく、淡々とストーリーが進んでいきます。

映像は映画映えしそうな出来でしたが、内容面を考えると劇場の大きなスクリーンで見る意味はないように思えました。

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『劇場版 アーヤと魔女』の続きは制作されるのか

劇場版 アーヤと魔女

exciteニュースより引用

『劇場版 アーヤと魔女』を見終わった後に、「え、これで終わり?」と思った人は結構多いんじゃないでしょうか。

結局アーヤは母親が赤い髪の魔女であることを知らずに物語は終わっているし、なぜ母親が12人の魔女に追われていたのか?など未回収の伏線が多すぎる...

しかし、いくら未回収の伏線が多いとは言え、続編の制作はない可能性が高いんじゃないのかなと。

というのも、『劇場版 アーヤと魔女』には原作の小説があって、その小説が作者死亡により未完のままだからですね。

ちなみに調べてみると『劇場版 アーヤと魔女』の原作者・ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは『ハウルの動く城』の原作者でもあるみたいです。

ハウルに原作があったなんて驚き!
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『劇場版 アーヤと魔女』の原作

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まとめ

今回は『劇場版 アーヤと魔女』の感想とレビューを書いていきました。

ジブリ初の3DCGということで少し不安でしたが、宮崎吾郎監督も言っているようにジブリらしさはしっかり出ていて、映像の出来は良かったように思えます。

一方でストーリーは中途半端なところで終わったり、盛り上がりに欠けたりしていて個人的にはあまり満足できませんでしたね。

皆さんは『劇場版 アーヤと魔女』どうでしたか?

下記のコメント欄で教えていただけると幸いです!

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